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うさぎとかめ

1月の終わり頃に新規キャスト志願の方々が集まり、2月にワークショップを始め

それ以前からずっと台本と格闘し、模索し、常に頭の片隅には「台本」という文字が浮かび

言葉が生まれては消え、刻まれては消えを繰り返し

正直、眼もショボショボで視力低下を痛感するばかりで、いい加減、もうノートパソコンとしばらく距離を置きたいくらいで

ワークショップを続ける中で新作を書きながらも、これでいいのかという想いを抱きながら、気がつけば年も半ばをとうに過ぎ

焦っても仕方ない、こうなったら書きあがるまでじっくり向かえばいいかな
だってその為のワークショップであり、決して時間を無駄にしてきたわけではない

とかなんとか思っていたところに、ある一報が

開店休業中。。。いや、すでに(舞台)劇団としての活動を終えているとばかり思っていたある方々が来年の公演を予定しているとの話

意表を突かれた。。。とまでは思わないものの明確な公演予定時期を知らされるとさすがに焦りますわな

先に「飛騨の演劇の灯を消したくない」などと風呂敷を拡げた立場として、先に打たれたらそれこそ「うさぎとかめ」のうさぎだよ、と

いや、うさぎが悪いわけじゃないのです
どうせならうさぎの如く軽快に跳ねたいし、野田地図のこないだの芝居だってうさぎだったじゃないか(関係ないか)

いや、本当はそういうことじゃない

大事なのは今集まっている面子で何をやりたいか、何がやれるのか、それ以上に何をやりたいのか

そこで頭を冷やして改めて思ったのです

そうだちょうど2月に書いた記事にもあったじゃないか
そもそもコレで行ってもいいんじゃないかって考えていたはずだと

何よりもワークショップを重ねて思ったのは、今は役者たちに舞台を踏ませることが何より大事じゃないかって

「書き下ろしホヤホヤの新作です!」

ってのは確かに響きはいい、いいけど、お客さんにとっては新作かどうかなんてことよりも面白いかどうか、そっちじゃないかって

ということで告知通り(?)

幻の舞台作品をキャスト一新、設定一新、配役も新たに加えて、中身もほぼ書き直しの事実上の新作と言ってもいい

そんな芝居をやることに決定しました

って結局新作って言いたいんかい!

台本もここにきてようやく完成したので、あとは役者にお渡しし、いよいよ本読みから稽古に入ります

詳しくはまたいずれ

もしかして、カメさんの公演が先になる可能性もあるかもしれません

でもいいんです

何より競争相手がいた方が盛り上がるし(向こうは我関せずかもしれませんけどね)、早い者勝ちとか言う話ではないので(ってさっき書いてた事と違うやん)

ココロはカメのようにのんびりと

中身はうさぎの如く颯爽と


。。。おあとがよろしいようで

m(__)m

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