KEWA者RAP 演劇はライブである › 背信につき配信しません

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くっだらねぇ、、、

と独り言ちて、と

ところでこの「くっだらねぇ」が「くだらねぇ」だと長渕剛の歌の如く斜に構えた感じが出るのかもしれませんが「く」と「だ」の間に小さな「っ」を挟み込むだけで少しだけ楽しく感じられるのは日本語のまこと面白きところ

だと思いませんか?

、、、って誰に聞いてんだか


さて

こないだの稽古場は久しぶりに賑やかでした

賑やかどころか、大賑わいのてんてこ舞い
何しろ稽古を行う者より見学者の方が倍以上居たんですから


とはいえこちらは人手不足を売りに、、、いや、訴えている現状ゆえ急遽声掛けした稽古パートナーと二人だけ
やってるのは基礎稽古中心なので観てワクワクするようなものでなし
かといって格好つけても仕方なし

ワークショップを開催といっても参加する人が居ないと何ともならないわけで

どうぞいらっしゃい、と言っておいてなんですけどそういう事情なので前回のブログで書いたような「三つの台本」を用意して見学者にも参加を促そう、と

そういう目論見で行ったわけですが見学者の方々から開口一番に出たのは「舞台の映像ってないんですか?」という言葉

なるほどね
今はプロアマ問わずYouTubeとかでそういうのが手軽に観られる世の中になりましたものね
どういう芝居をやってるのかと参考にするにはまあ手頃ですものね

ですが私どもKEWA JAPからKEWA者RAPの今日に至るまで
舞台映像というものは記録に残しておりませんのよ、残念ですが

いや、残念だと思った事はほぼ無いですがね

舞台ってナマで観てナンボですから、どんなにうまく映像を撮っていてもやっぱり臨場感は伝わらないわけで
NODA MAPも配信で観たことありますけど(行けなかったので止む無く)物語に感動こそしたものの舞台劇としての臨場感を味わったかは別でしたし、YouTubeでも然り

そもそも稽古中にも映像なんてほぼほぼ撮ったことないし、、、って実は過去に(高山市民劇場時代)撮ったものはあるんですよ
特殊な小屋で上演した芝居と解散公演のものの二種類

どっちも記録としては観られるけど撮るものじゃないなぁって思いましたもの

色んな意味でね

だから演劇に興味を持って見学に来てもらった人には申し訳ないけど、映像で判断してもらうよりどんな感じなのかはホンとか雰囲気で何となく察してもらうしかないわけです

その為のホンでもあったんですけどね、こないだの短い台本は

あとはその人の熱意というか衝動でいいと思うんです

舞台で何かを表現したいという情熱とか、有り余った何かをぶつける為とか、きっかけは何でもいいんです

大切なのは「衝動」
それに突き動かされればあとは何とかなる、、はず

すぐに何か出来るわけじゃないのでコツコツと稽古を重ねる根気もいりますわな
あとは人の言葉に耳を傾ける事ができるかどうか
台詞というのは覚えることよりも反応する事が大事なので

「演技とはアクティングではなくリアクティングである」

とは独自のメソッド演技方法を確立したステラ・アドラー先生の言葉ですが行うよりも受けることの重要性
それが出来ないとどこに居ようと独り相撲で終ってしまうわけです

、、、柄にもなく真面目に語ってしまいました

何はともあれ、鉄は熱いうちに打て

ということで今月もう一回稽古場を設けました

興味がある方は連絡していただければ折り返し場所と日時をお知らせします

比較的広い場所なのでどんな稽古になるか楽しみです


、、、ってやっぱりマジメか!
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