猟奇病棟でドクターやってました

ケワ

2024年08月06日 12:00

お化け屋敷、苦手なんです
特にヒトが追っかけてきたりするタイプのが

最近のお化け屋敷って雰囲気とか仕掛けが滅茶苦茶怖そうじゃないですか
それに加えてヒトが(といってもこの場合はヒトじゃなくて主にゾンビ系に扮しているヒトですが)怖がらせたり追っかけてきたりするんですから容赦なし
昔、浅草の花やしきのお化け屋敷に入った事はあるんですがああいう昔ながらの仕掛けオンリーみたいな感じのはまだ可愛いというか、怖い事は怖いんですがそこを過ぎれば何とかなる、けれど追っかけてくるやつはホッとする瞬間が無いですからね

もっとも、お化け屋敷でホッとする瞬間なんて要るのかよ、って話ですけれど

そんなお化け屋敷苦手な私ではありますが、先週末、丹生川なつ祭りの一環で開催された『猟奇病棟』というお化け屋敷イベントに参加しました

実はこのイベントの中心と成っているチーム(M氏によると『劇団ゴーストアクターズ』だそうです)とは旧知の仲でして
お誘いを受けた際は「お化け無理です、暗い所無理です」とお断りしたのですがどうやらお化け役でもなく真っ暗でもないそうなので、せっかくなので引き受けることにしたのです

支所施設内で、との事でどういう雰囲気に作るんだろうと思っていたのですが、想像以上に手の込んだお化け屋敷空間が出来ておりました

ちなみに私の職場は明るい時にはこんな感じです




それが実際はこうなります




暗くて見にくいかもしれませんが机に座っているのが私でございます

そう、今回の役割はこの猟奇病棟で勤務(ってのもおかしな表現ですが)しているドクター役

院内で行われている人体実験を告発しようとしているのですが監視下に置かれそれが出来ない
なので来訪者であるお客さんに、(外で待つ)新聞記者に極秘ファイルを届けてもらう。。。という設定なのです

こういうイベントは何しろ初めてで、しかも台本らしいものも無く設定のみ、だったので果たしてどうなるか、と不安はありましたが
入って来るお客さんの態度や年齢、性別などを見ながらその時その時で台詞を微妙に変えながら、という感じで対応しました、が

何しろ通路へ送り出すと「次の方どうぞ」って感じで次々と入って来るわけですからホッとする暇などなく(って重ねて申しますがホッとする空間ではないのですが)
それを百人以上対応するわけですからなかなか大変でして。。。

それでも怖がるお客さんの様子や子供たちの反応を見ていると結構楽しかったので、こういうイベントがやめられなくなる気持ちはわかるような気がしました

終了後に思いがけず大きな花火を打ち上げる瞬間も観れまして
最近は出不精になりがちで夏の風物詩とも縁遠い私ではありますがたまには良いですね

夏といえば今日は広島に原爆が投下された日

オリンピックも良いですが今も各地で起きている無益な殺戮行為に思いを馳せるのも決して無意味とは思えませんが

関係者の皆様、お疲れさまでした

ご来場くださった沢山のお客様、ありがとうございました








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