KEWA者RAP 演劇はライブである › KEWA的演劇論 › 恥を忍んで告白します
恥を忍んで告白します
これだからいけねぇや
演劇の話になるとつい熱くなっちまう
おまけに酒が入っているから冷静になるところも冷静になれず挙句の果てには勘違いの末のヒートアップ
先輩に向かってなんだその口の利き方は!
...とまでは言われなかったもののいい年こいて熱くなりすぎだっちゅうの
えっ、誰の話かって?
それが僕なんですよ、うける!
って、うけねぇだろっ
ど〜もスミマセンでした!
m(__)m
ということで今夜も別の宴席(仕事関係ですが)があるので大人しくしておきますね、はい
さて
募集だなんだと繰り返し書いておりますがそういうお前(...つまり僕のことです)は何者なんだ
と、思われるお方もいらっしゃるかと
なので簡単にプロフィール、といってもどこの馬の骨のプロフィールなどには興味がないと思うのでここはひとつ
演劇との出会いなんぞからお話することにしましょうか
題して『私と演劇』
昭和かっ!
スタニフラフスキーシステムかっ!
...と、よくわからないツッコミで字数を稼いでもしょうがないので始めますね、はい
私(ここではあえて私、と表記します)が演劇というものに物心ついてから初めて出会った、というかその面白さに興味の扉を開くことになったのが東京に居た頃のこと
その頃、知り合った友達の中に俳優さん...といっても俳優だけで食っていけないのでバイト君を掛け持ちしていたというよくある俳優さんだったんですがその人が「劇団若草」というところに所属してまして、まんまとチケットノルマに乗せられて何回か公演を観に行ったのです
それまで演劇というとうりんこ劇団のような子供向けの芝居くらいしか観たことがなくさほどアンテナに反応しない類の芸術文化=演劇
だったのですがその時に観た芝居が結構面白くてですね、ちょっと考え方が変わった、というのがまず第一の扉OPEN
で、次に「蜷川スタジオ×遠藤ミチロウライブ」というやや変則的演劇を鑑賞し、ああ、何でもアリなんだ、と思ったのが第二の扉OPEN
それから数年して故郷である高山に帰郷し、同級生とのなかなか縮められない距離感を縮めつつ退屈な日々を送っていたそんなある日
父の知人の印刷屋さんが家へ飛び込んできて
「演劇手伝ってくれんか」
といきなりまさかの裏方スカウト
(演劇?前に東京で観たっけ...でも高山で演劇って『夕鶴』とかやってんじゃねぇの?なんか古臭いし、ダサいなぁ、どうしようかなぁ)
なんて粋がりつつも退屈な日々にうんざりしていたしそういえば幼馴染の女の子が在籍してると聞いたしもしかして女子がわんさかいる、なんてことがあったりして...といささか下衆な期待もあっての興味本位でおそるおそる稽古場を覗いたその晩!
...まさに人生が変わった、としか言いようがありません
そこは高山市民劇場という劇団の稽古場でその時稽古をしていたのが今も現役バリバリ(現・無尽舎)の女優Yさんだったのです
緊張感たっぷりのある種独特な雰囲気の中、妖艶なナースを演じ三島由紀夫の戯曲を稽古していたのですがこれが全然アットホームじゃないというかサークル的なノリがなく私語さえ憚れるようなちょっと怖い空気、ですが不思議と心地よいというか新鮮というか
今までノラリクラリと変化の無い日々を送っていた私にとってそれはまさに衝撃的だったのです
(シロウトがやってるって思ってたのになんでこんなにシビアな稽古場なんだ...こんなところに自分みたいな右も左も演劇が何たるかも知らないゲス野郎が入ってもいいのだろうか...)
とその時は「無理だな」と思ったのは正直な気持ちでした
なのにそれからは何か気になる、なんだろう、この気になる...木?見たことも無い...木?
と、その木なんの木気になる木的な気持ちが残尿感のようにあったせいでしょうか
数日後もう一度、違う日に覗いた同じ劇団の稽古場へと向かったのです
そこでは違うお芝居の稽古の真っ最中(当時、二本立てでやることが普通にあったのです)
前回の稽古場とは違って外国の戯曲で人数も倍以上だったせいかそれとも演出が違ったせいなのか、割と穏やかな空気に包まれていてそれもまた衝撃的でした
その時声を掛けてくれたのが今は亡きギャグラーHさんでした
思えば彼の優しい声掛けが心の扉を開いてくれたのかもしれません
ということはここで第三の扉OPEN?
そして気がつけば高山市民劇場の団員としてまずは音響サブとして裏方デビュー
二本立ての仕事が無い方の芝居では本番中にまさかの居眠りという失態をしたもののその後なんだかんだと解散まで見届け
今に至る、というわけでございます
...と、なんだか真面目な話になってしまいましたがそれからも色々な演劇人などとの出会いによって幾つもの扉が開かれる度に、私の中では「演劇」というジャンル分けがどうでもいいくらいに「自由」で何でもアリな世界に広がっていったということです
最後までお付き合いくださり有難うございます
これにて「私と演劇」の一席、おあとがよろしいようで...
<次回予告!>
演劇はモテるのか?!
乞うご期待
さて引き続きKEWA JAP公演メンバー募集
ツイッターアカウント kecke3
までダイレクトメールにてお待ち申し上げます
演劇の話になるとつい熱くなっちまう
おまけに酒が入っているから冷静になるところも冷静になれず挙句の果てには勘違いの末のヒートアップ
先輩に向かってなんだその口の利き方は!
...とまでは言われなかったもののいい年こいて熱くなりすぎだっちゅうの
えっ、誰の話かって?
それが僕なんですよ、うける!
って、うけねぇだろっ
ど〜もスミマセンでした!
m(__)m
ということで今夜も別の宴席(仕事関係ですが)があるので大人しくしておきますね、はい
さて
募集だなんだと繰り返し書いておりますがそういうお前(...つまり僕のことです)は何者なんだ
と、思われるお方もいらっしゃるかと
なので簡単にプロフィール、といってもどこの馬の骨のプロフィールなどには興味がないと思うのでここはひとつ
演劇との出会いなんぞからお話することにしましょうか
題して『私と演劇』
昭和かっ!
スタニフラフスキーシステムかっ!
...と、よくわからないツッコミで字数を稼いでもしょうがないので始めますね、はい
私(ここではあえて私、と表記します)が演劇というものに物心ついてから初めて出会った、というかその面白さに興味の扉を開くことになったのが東京に居た頃のこと
その頃、知り合った友達の中に俳優さん...といっても俳優だけで食っていけないのでバイト君を掛け持ちしていたというよくある俳優さんだったんですがその人が「劇団若草」というところに所属してまして、まんまとチケットノルマに乗せられて何回か公演を観に行ったのです
それまで演劇というとうりんこ劇団のような子供向けの芝居くらいしか観たことがなくさほどアンテナに反応しない類の芸術文化=演劇
だったのですがその時に観た芝居が結構面白くてですね、ちょっと考え方が変わった、というのがまず第一の扉OPEN
で、次に「蜷川スタジオ×遠藤ミチロウライブ」というやや変則的演劇を鑑賞し、ああ、何でもアリなんだ、と思ったのが第二の扉OPEN
それから数年して故郷である高山に帰郷し、同級生とのなかなか縮められない距離感を縮めつつ退屈な日々を送っていたそんなある日
父の知人の印刷屋さんが家へ飛び込んできて
「演劇手伝ってくれんか」
といきなりまさかの裏方スカウト
(演劇?前に東京で観たっけ...でも高山で演劇って『夕鶴』とかやってんじゃねぇの?なんか古臭いし、ダサいなぁ、どうしようかなぁ)
なんて粋がりつつも退屈な日々にうんざりしていたしそういえば幼馴染の女の子が在籍してると聞いたしもしかして女子がわんさかいる、なんてことがあったりして...といささか下衆な期待もあっての興味本位でおそるおそる稽古場を覗いたその晩!
...まさに人生が変わった、としか言いようがありません
そこは高山市民劇場という劇団の稽古場でその時稽古をしていたのが今も現役バリバリ(現・無尽舎)の女優Yさんだったのです
緊張感たっぷりのある種独特な雰囲気の中、妖艶なナースを演じ三島由紀夫の戯曲を稽古していたのですがこれが全然アットホームじゃないというかサークル的なノリがなく私語さえ憚れるようなちょっと怖い空気、ですが不思議と心地よいというか新鮮というか
今までノラリクラリと変化の無い日々を送っていた私にとってそれはまさに衝撃的だったのです
(シロウトがやってるって思ってたのになんでこんなにシビアな稽古場なんだ...こんなところに自分みたいな右も左も演劇が何たるかも知らないゲス野郎が入ってもいいのだろうか...)
とその時は「無理だな」と思ったのは正直な気持ちでした
なのにそれからは何か気になる、なんだろう、この気になる...木?見たことも無い...木?
と、その木なんの木気になる木的な気持ちが残尿感のようにあったせいでしょうか
数日後もう一度、違う日に覗いた同じ劇団の稽古場へと向かったのです
そこでは違うお芝居の稽古の真っ最中(当時、二本立てでやることが普通にあったのです)
前回の稽古場とは違って外国の戯曲で人数も倍以上だったせいかそれとも演出が違ったせいなのか、割と穏やかな空気に包まれていてそれもまた衝撃的でした
その時声を掛けてくれたのが今は亡きギャグラーHさんでした
思えば彼の優しい声掛けが心の扉を開いてくれたのかもしれません
ということはここで第三の扉OPEN?
そして気がつけば高山市民劇場の団員としてまずは音響サブとして裏方デビュー
二本立ての仕事が無い方の芝居では本番中にまさかの居眠りという失態をしたもののその後なんだかんだと解散まで見届け
今に至る、というわけでございます
...と、なんだか真面目な話になってしまいましたがそれからも色々な演劇人などとの出会いによって幾つもの扉が開かれる度に、私の中では「演劇」というジャンル分けがどうでもいいくらいに「自由」で何でもアリな世界に広がっていったということです
最後までお付き合いくださり有難うございます
これにて「私と演劇」の一席、おあとがよろしいようで...
<次回予告!>
演劇はモテるのか?!
乞うご期待
さて引き続きKEWA JAP公演メンバー募集
ツイッターアカウント kecke3
までダイレクトメールにてお待ち申し上げます