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綺麗な台本はお好きですか

最近、稽古を見ていてふと思ったのですが台本って、使う物ですよね?

いや、勿論、台本がある芝居なので使ってナンボ
当たり前といえば当たり前のこと、なんですがここで言う「使う」とはつまり「使い込む」こと

立ち稽古に入れば台本片手に動くのでそのうちにヨレヨレになるのは当然として、それ以外にも、演出にダメ出しされればそのつど書き込んだり、その時の稽古で気づいたことや思いついたネタをメモったり、誰かの似顔絵を落書きしたり、、、ってそれは無いやろ的なのはともかく

書き込んで、使い込んで、クタクタのヨレヨレになって、最終的に公演間際になるとボロボロで下手すりゃ台詞も読めないくらいの状態になってたりするモノ

それが「台本」だと思ってました

が、最近はそうじゃないようで、何よりもダメ出しを聞いてメモる姿があまり見られないのです

さすがに台詞の変更とか追加が出た時は書き込んでますけど、ダメ出ししてもその場で書くという光景が見られず
もしかして記憶力が良いので後で知らない所でやってるだけ、なのかもしれませんが、ともかく、そういうのが見られないきがするのは気のせいでしょうか

、、、もしや演出の力量不足、それとも信頼関係の欠如かしら

(@_@;)

ホンを書いた者としても、演出としても、綺麗なままの台本よりも書き込みで汚れてクタクタのヨレヨレの台本になっていく方が何倍も嬉しいんですけどね

そればかりは役者それぞれのやり方なのであ~だこ~だ言う筋合いはありませんが



ところで最近の、、、って表現はあまり宜しくないのですが、わかりやすくするためにあえて使いますが、最近の若い人たちにとって「反抗期」は通過儀礼じゃないのでしょうか

というのもとある十代の子との会話の中で、親に反抗なんてしたことない、という言葉を聞いたからです

友達同士でも(肉体的な意味での)喧嘩をしなくなった、という話は聞きますけどまさか親への反抗とか、そういうのも無くなった、、、なんて事はないでしょうね

そういうのが「平和な家庭」って言うとしたら逆に怖い気がするんですけど、、、時代の流れなんでしょうか

そんな事はさておき

稽古場は比較的「平和」なムードが漂っております

今の所はね

綺麗な台本はお好きですか











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