芝居か噺か

落語が何度目かのブームだそうで

ブームなので所詮は一過性のもの、とはいえ、それがきっかけで触れてみて夢中になりそのまま続けばホンモノとなるだけのこと

好きになったり飽きたりしながら腐れ縁のようにまた思い出しては夢中に成る
趣味なんてものはその程度が一番よござんすのよ

そういえば稽古場を借りる際の名義は「演劇落語研究会」
最初は団体名にしようか迷った挙句、活動内容がわかりやすいものとしてこのような名義にしたのだが結果的に「どっちなんだ?」とわかりにくくなったような気もしなくもない

が、ハッタリでも何でもなく実際に(頻度の差はあるとて)独りの時は「落語」の稽古もしてきたし、目的があれば「演劇」の稽古をしているのでこのままでいくんだろうな...と他人事のように呟くのであつた

ところで圓朝(初代・三遊亭圓朝)って何者?落語中興の祖というだけはないのか?
とあらためて思ったのはこんな芝居があることを知ったから

『明後日プロデュースVol.2 芝居噺「名人長二」』

芝居か噺か



俳優・豊原功補による企画・脚本・演出・主演
元々、落語好きだったという豊原さんだけにこの芝居への気合の入れ方が違うようだがそれはともかく、この『名人長二』はその圓朝作の人情噺(を基にした芝居...ややこしいけれど)
で、圓朝のソレはフランスの作家モーパッサンの短編『親殺し』、これを圓朝が翻案したというが『死神』(グリム童話からの翻案...らしい)にしろこれにしろ、翻案出来る噺家ってどんなん?

いや、別に噺家が翻案できるわけがないとは思わないけれどやっぱり噺家の持つイメージとなんだか違うというか
もっとも、それだけに留まらず怪談モノなどいまだに演目として語り継がれている演目も多いのでだからこそ偉大なる名跡「圓朝」なのかもしれないが

話は変わるがこのところ完全に”夜型物書き”になってしまってしかも入浴後に頭が冴えるというかアイデアがひらめいたりするので寝不足で困る
しかも前作並にページ数がありながら展開が遅いのでいったいどうなることやら...

いや、今は先のことなど考えまい

ひたすら(キーボードを)打ち続けるしかないのである

明日の為に

打つべし

打つべし

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