DAVID BOWIE IS

芝居のあとは勿論お酒

とばかりにシモキタから北の夜の新宿三丁目へ

壁には横尾忠則の(状況劇場の)ポスターや大駱駝艦のポスターが貼られた、かつて原田芳雄氏が通ったという名店で激論を交わし...ている隣の席のラガーマン集団のような団体の賑わい振りをしり目にガヤガヤ酒肴

そしてゴールデン街へ場を移しクソみたいな接客をする焼き鳥屋に塩を撒いて通り過ぎ向かうは不思議系のママが居る場末のスナック風のお店
その空間美術(?)は下北沢の舞台にあったスナック(を模した舞台装置)に漂うカラフルな場末感とは真逆の、まさにザ・昭和

DAVID BOWIE IS



若き唐十郎氏のピンナップが貼られているところからもう雰囲気充分でしたがお酒が入っているせいでしょうか、天井から見下ろす謎の人形がちっとも怖くないんですよね、不思議と


そして余韻冷めやらぬ翌朝、デヴィッド・ボウイ大回顧展へ

彼の偉大なる軌跡の集大成ともいえるこのエキシビジョンを観て思ったのは、時代も年齢もジェンダーもお国も人種も音楽ジャンルもアートという枠さえも、さらに宇宙空間をも超越してクリエイティブに生き表現した人って今までいただろうか、と

そしてこの先もきっと彼ほどの表現者はおそらく出てこない、そういう意味では影響を、刺激を受けるに相応しいアーチストとはつまりデヴィッド・ボウイである

そう確信した『DAVID BOWIE IS』でありました
(と同時に、あらためて彼という存在が居ないという事実、大きな喪失感をも感じたわけですが)

正直、感動で携帯電話が震える...じゃなくて感動で涙に打ち震えるのでは、とハンカチを用意して行ったものの、過剰に期待したほどのトンデモナイ感じ、ではなくむしろストレートに「DAVID BOWIEとは」という感じでだからこそ冷静に観られたのかもしれませんね

それにしても最後のライブ空間的空間...いつまでもそこに居たい、いつまでも彼の歌声に浸っていたい、そう思いながら後ろ髪引かれる思いで会場を後にしたのでした


DAVID BOWIE IS


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