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カントクはスカジャン

きくところによると今、巷の女子の間では「スカジャン」が流行っているそうですね

ポカスカジャン...じゃない、んですよね?

失礼しました

さて

那覇で泊まった民宿の酒盛り(当然、白昼)に加わった時のこと

メンバーは、民宿の息子さん、そしてまったくしゃべらずにヘラヘラ笑っている(息子さんの)彼女、そして謎のオジサン&私

そのオジサンのことを息子さんが「カントク」と呼んでいたのでなんのカントクかと思ったら草野球のカントクさんだったんですね
どんな話だったかほぼ覚えておりませんが、アテも無しでビールや泡盛を飲んでいたのでカントクに誘われた二次会(どうやらおススメのスナックがあるようです)に行かずそのままダウン

...今から十年以上前のどうでもいい話です、はい

ところで

世の中で「カントク」と呼ばれる職業といえばまずは「映画監督」でしょうか
中には今やほとんど映画を撮らない(撮れない?)けど誰もが頭に浮かぶカントク=山本晋也氏のようなフレーズ的「カントク」もございますが「カントク!」と呼びたくなるのは「映画監督」そして「野球の監督」あとは「現場監督」でしょうか

演劇の世界にも「カントク」とはあまり呼ばれないけど「監督」が存在するのです

舞台監督、というやつですね

芝居そのものに対する権限(?)は勿論、演出の方が上なのですがこと公演時の舞台及び裏方に関する指揮権は舞台監督が主、といっても過言ではないでしょう
早い話が舞台上の現場責任者でしょうね(つまり建築関係の現場監督のようなもの、でしょうか)

プロの世界では劇団に所属せずに「プロの舞台監督」として単独でやっている方も多いみたいですが、アマチュアだとそうもいかず
大所帯の劇団なら今回は誰それ、みたいな感じである程度の経験者に頼る...ということもあるのですが中には人員事情から

「舞監(舞台監督)なしでいいんじゃね?」

とか、それだけならまだしも役者が兼任というあり得ないことを平気でやったりしますからね

その程度の役割だと思ったら大間違い
意外と多忙で大変な上に、照明や音響といった裏方の総指揮をとらねばならない人なんですから無くてはナラナイ役割なのです

ということでご紹介します

ミスタースカジャンこと今回の公演の舞台監督です

カントクはスカジャン



後姿だけ見れば居眠りしているように見えますがまさかまさか
台本から目を離さず、時に稽古場でのプロンプター(役者が台詞を忘れた時に教える人)もやりつつ、静かな存在感を漂わせているのです

舞台監督は決してオモテに出ない存在です
なので公演の時はきっと舞台袖で役者の出ハケや装置の状態、小道具の出し忘れがないかなど事細かに目を光らせているはずです

だから彼に会いに来てもそれは叶わぬことなのです

もしも芝居が終わって暗くなった舞台の奥に横切る気配を感じたらきっとそれは「スカジャンカントク」でしょう

そんなことも含めて是非、劇場へ足をお運びくださいね

いよいよ今週末の日曜、公演です☆


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『青天の☆嵐』

(作 :千葉茂)
平成28年3月27日(日)

初回/pm2:00〜
二回目/pm6:00〜
(開場は開演の30分前)

場所 高山別院庫裡ホール

チケット 大人1000円 高校生以下500円 (前売、当日共)


カントクはスカジャン






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